<真宗教学>トップページ > <真宗教学>歎異抄雑賀正晃 本書は、著者が長期入院中に病室で執筆したものである。何人もの患者の死を目の当たりにし、「生かされているこの身」の有難さを心に感じながら、書き続けたものである。 A5判上製・246頁・本体2,233円+税 浄土真宗の倫理 稲城選恵 第一編「浄土真宗の倫理」では、宗教・仏教・真宗の立場についてや宗祖の倫理観について。第二編「蓮如教学における二諦思想」では、蓮如上人の教学・二諦思想・蓮師の掟・蓮師の五訓について。 A5判並製・119頁・本体1,500円+税 浄土真宗の再興稲城選恵 蓮如上人の教学については、宗祖の教学を屈折させたような解釈があるが、本書は蓮師教学の詳細な分析を宗祖、法然上人、明恵上人などの言行とともに比較解説。蓮師教学への疑問が解決された“信”の宗教書。 A5判上製・247頁・本体2,913円+税 大乗仏教の極致としての平生業成 稲城選恵 蓮師教学が来世一辺倒の厭世主義に基づく教学であると受けとられることに対し、様々な経典を引用しながら、蓮如上人の「平生業成」こそが大乗仏教の極致を意味することを明かす。 A5判上製・159頁・本体1,845円+税 蓮如上人の生涯とその教学の大綱稲城選恵 蓮如上人の生涯とその教学の背景が、歴史的事実に基づいて書かれている。信心正因・称名報恩の意義についての説明が『御文章』などの引用文を入れて分かりやすくなされている。 A5判並製・71頁・本体971円+税 行と信稲垣舜岳 著者は、真宗高田派鑑学。親鸞研究・西洋思想・現代の三方面に関心を寄せ、各々の時代における先人の「行」のおかげにより、自身の「信」を得ることができたと、力説する。 A5判上製・308頁・本体3,000円+税 浄土真宗本願寺派 伝道論教団論へのアプローチ蔵田了然 覚如宗主創始以来、650年を経る教団でありながら、伝道論・教団論が構築されていない。それは、一般宗教とその原理において次元を異にするため、普遍論の展開ができないことによるものだと、著者は指摘する。 A5判上製・246頁・本体3,000円+税 真宗の信心加茂仰順 「弥陀の御たすけあるべきことのとうとさよと思うことが心得たるなり」と味わう著者が「信心」とは何かということを見事に説き明かした真宗信心の書。 四六判上製・328頁・本体2,427円+税